駐車スペースを探す最中に炎上

南ジャカルタ市ケバヨラン・ラマのスルタン・イスカンダル・ムダ通りにある商業施設駐車場で、17日(土)夜、スズキ・ジムニーが炎上する火災が発生した。消防への通報は午後10時7分(WIB)に寄せられた。

南ジャカルタ消防救助隊(Gulkarmat)運用課長のスジュクリ・バハナン氏は、初期調査に基づく火災原因として電気系統の異常と燃料供給路からの漏れを挙げ、「ショートおよびガソリンホースのラインからの漏れが疑われている」と述べた。

車体底部から漂うガソリン臭

火災は、オーナーが駐車スペースを探すためモールの駐車場に入った際に発生した。降車したオーナーは、車体の底からガソリンの臭いが立ち上っているのに気づいたという。

オーナーが別の駐車場所へ移動しようとしたところ、エンジンフード下から火花が発生した。火勢は瞬く間に拡大し、車体を包み込んだ。

消火器で鎮火せず 建物の消火栓で鎮圧

モールの警備員が初期消火用消火器(APAR)を用いて消火を試みたものの、勢いを抑えることはできなかった。

その後、係員がPIM 5エリアの屋内消火栓を使用したことで鎮火に至った。南ジャカルタ消防救助隊は中圧ポンプ消防車1台と隊員6名を現場に派遣。消火活動は午後10時25分に完了した。

死傷者はゼロ、損害額は1億ルピア

死傷者は出なかったものの、物的な損害額は約1億ルピアに上ると推計されている。今回の事故は、車両の電気系統および燃料ラインの定期点検の重要性を改めて浮き彫りにした。

出火原因は現時点で推定段階

ショートおよびガソリンホースの漏洩という原因は、南ジャカルタ消防救助隊運用課長が提示した現場対応報告に基づく初期の推定段階にある。正確な出火原因を特定するための詳細な調査は、今後管轄当局により進められる見通しだ。

この事案は、エンジンルームや車体下部からガソリンのような異臭を感じた場合を含め、電気系統や燃料ホースの状態を日常的に確認する重要性をドライバーに喚起している。

また、刺激的な燃料臭を感じた際は無理にエンジンを始動させないことや、車内および施設の駐車場に消火器が適切に配備され使用可能な状態にあるか確認することが推奨される。