ヘブロン近郊での銃撃
パレスチナ人の武装した男2人が23日(金)朝、ヨルダン川西岸ヘブロン近郊のイスラエル軍検問所に向けて発砲した。現場はイェフダ・ジャンクション(ユダヤ・ジャンクション)で、ファルシュ・アルハワ検問所としても知られる。イスラエルの救急組織マゲン・ダビド・アドムによると、イスラエル人5人が負傷し、うち2人が重体となっている。
実行犯2人とイスラエル軍との銃撃戦は約20分間続いた末、2人は射殺された。イスラエル国防軍(IDF)は、他に関与した者がいないか地域の捜索を続けていると発表した。現場を目撃したAFP記者によると、2人は私服姿で自動小銃と拳銃を持ち、イスラエル兵と銃撃戦を繰り広げたという。
IDFは実行犯が使用した車両から大量の弾薬を押収した。「これは深刻なテロ攻撃だった」とエヤル・ザミル参謀総長(中将)は状況評価後に述べた。兵士たちの迅速な対応がはるかに大規模な攻撃を防いだとし、車内の弾薬はより大規模な攻撃のために用意されたものだったと説明した。

ネタニヤフ首相、西岸封鎖を命令
これを受け、ベンヤミン・ネタニヤフ首相はIDFと治安部隊に対し、ヘブロン市の即時封鎖と、金曜日からのヨルダン川西岸全域の完全封鎖の準備を命じた。軍はヘブロンの「完全包囲」を敷き、周辺の村々に検問所と封鎖線を設けた。
「IDFと治安部隊に対し、ヘブロン市の即時封鎖と、本日からユダヤ・サマリア全域の完全なロックダウンの準備を指示した」とネタニヤフ首相は述べた。首相はまた、攻撃を受けて金曜日の全ての政治イベントの中止を呼びかけた。
ネタニヤフ首相は、民間人を狙った大規模攻撃を計画したとしてハマスを非難した。「ハマスのテロリストと彼らを送り込んだ者たちを、どこにいようとも追及する」と述べた。ハマスは声明で攻撃を称賛したが、犯行声明は出していない。現時点で、パレスチナ自治政府と攻撃を結びつける証拠はない。
イスラエル総選挙の4日前
攻撃は、2026年10月27日に投開票されるイスラエル総選挙のわずか4日前に発生した。2023年10月7日のハマス主導の攻撃以来、初の国政選挙であり、選挙戦で安全保障の強硬派を自任してきたネタニヤフ首相にとって正念場となる。
ネタニヤフ首相の最大のライバルである元IDF参謀総長のガディ・アイゼンコット氏は、負傷者の一刻も早い回復を祈った。一方、イタマル・ベングビル国家安全保障相は、パレスチナ自治政府の解体と、テロ関連と称するインフラの武装解除を求めた。
IDFは今後数日間、ヘブロン周辺で容疑者のさらなる逮捕と情報活動の強化を行うとしている。






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